【カードゲームアプリ】シャドバがDCGで最強の理由とは【オススメ】
最近DCG(デジタルカードゲーム)がサービス終了してしまったというニュースを聞く機会が増えてきました。
ゲームは面白かったのにどうしてサービス終了してしまうのだろうと考えたことはありませんか?
DCGがサービス終了した時に必ずと言っていい程比較されるのがシャドウバースというゲームです。
なぜなら現在最も人気のDCGだと言えるからです。
シャドウバ―スについてテレビCMやテレビアニメ化決定だけでも知っている方も多いと思いますが、なぜ人気なのかというのはあまり知られていないかもしれません。
今回はシャドウバ―スが何故人気なのかを真面目に考察してみました。
結論から言えば、シャドウバースはゲームアプリとしてもカードゲームとしても非常に優秀であるということになります。
シャドウバ―スを初めて聞いたという方のためにも分かるように紹介していきます。
シャドウバースとは
シャドウバースは、2016年からCygamesが開発運営を行う基本プレイ無料のDCGです。
売り文句は数々の美麗なカードイラストやフルボイスストーリーなど。
最新で2200万ダウンロードキャンペーンを開始する程の人気です。
eスポーツとしては2016年のリリース当時から賞金制オフライン大会RAGEを開催、2018年にはプロリーグ発足、2019年からは公式PVにも"本格スマホeスポーツ"を謳いより力をいれています。
10月31日に配信技研さんが国内eスポーツの盛り上がり指標を発表しました。
ライブ配信の視聴時間をもとにグループ分けを行った結果、シャドウバースは荒野行動、スプラトゥーン、ストリートファイター等と並び上から2番目のグループのtier2に分類されました。
このデータからもeスポーツの先頭を切る存在だと言えるのではないでしょうか。
ゲームアプリとして
UI(操作性、グラフィック)
UIとはユーザーインターフェースのことで画面のデザインや操作のしやすさ等、ゲームと人とをつなぐものです。
シャドウバースはこのUIが極めて優秀です。
これに関しては実際にプレイしてみるのが一番分かりやすいですが、ストレスが少ない作りをしています。
どれくらい優秀かという話をするならば、私はシャドバより優秀なUIのDCGを見たことがありません。
なぜUIの話を最初にしたのかというと、UIはゲームアプリにおいて重要だからです。
これはTesTee Labさんが10代から30代の約3000人にアンケートを実施した結果です。
全体ではキャラクターデザインが1位ですが、男性においては操作性が一位になっています。
ゲームエイジ総研さんが調べたデータではシャドウバースの男女比率は約8:2です。
つまり操作性はユーザーが一番求めているもので、シャドバはニーズに応えています。
シャドバUIの素晴らしさは真似することが難しく、最大の武器といえます。
イラスト ボイス
操作性に続いて求められているのはキャラクターデザインですが、シャドバはこの点においても優秀です。
シャドバでは『神撃のバハムート*1』のカードイラストと同じものが使用されています。
神撃のババムートの売りはなんと言ってもイラストで、人気イラストレーターたちが数多く携わっています。
新弾が出るたびに作成されるPVも評判がいいので是非見て下さい。
また、シャドウバースでは全てのカードにボイスが収録されています。
しかもその声優が非常に豪華、少しでも声優を知っている方なら知っている声優さんを見つけられるはずです。
無課金に優しい
ゲームアプリを遊ぶならまず無課金でできるかを確認する方も多いのではないでしょうか。
シャドバは無課金に優しいです。
始めた時には大量のカードパックが、毎日のようにカードパックが引ける豪華なミッション、カードを作るためのアイテムも安いです。
本来カードゲームで無課金に優しいというのは非常に難しいです。
なぜならカードが揃ったら課金しなくなるからです。
なので、他のDCGは基本的に始める段階で少額でも課金を要求されることがほとんどです。
日本のゲームアプリは課金率が低く、課金を必要とするゲームはユーザー数を伸ばすことが難しい傾向にありますが、シャドバは薄利多売を実現し多くのユーザーを獲得しています。
ゲームアプリとして優秀
ここまで読んでいただいたら分かると思いますが、ゲームアプリとして非常に優秀だと言えます。
無課金でもできて、操作性も良く、キャラデザも素晴らしいゲームはどれだけあるでしょうか?
ただ、カードゲームというジャンルは初心者には厳しいというイメージがあるかもしれません。
次にカードゲームとしてのシャドバを見ていきます。
カードゲームとして
初心者に優しい
ルールが簡単
カードゲームは差別化を図るためにルールを複雑にしてしまう傾向があります。その点シャドバは見ただけで操作が分かる程シンプルです。
初心者どうしでマッチング
ユーザーが少ない程いわゆる初心者狩り*2が起こりますが、シャドバはランクが設定されており、ランクごとにマッチングが行われこのような現象が起こりにくりです。
上手い人のプレイやデッキが見られる
シャドバにはプロリーグというものがあり、数々の実績を残してきた猛者達が戦う様子が配信されています。上手い人のプレイやデッキを見ることができ、初心者でもこれを見ることで参考にすることができます。どんなものか見たい方はyoutubeにハイライトなどがアップされていますので見てみて下さい。
気軽にできるゲーム性
スマホアプリの魅力として外出中にもできる点がありますが、カードゲームで実現するのは難しいです。
1試合10分以上かかるとなれば外出中にはプレイしにくいですよね。
ですが、シャドバではゲーム時間を短くする工夫がされており移動中にもプレイしてもらえるようにしています。
もちろん長くなることはありますが、隙間時間にできるゲーム性にすることで暇を潰したいライトユーザーにもできるゲームになっています。
プレイが簡単に見えて難しい
シャドバはルールが簡単であることから、プレイも簡単に思われる傾向があります。
しかし、シャドバの難しさは気づくことができるかどうかです。
簡単に見えて難しい、難しいように見えて実は簡単ということが起こります。
これは良くもあり悪いところで、初心者が実力で負けていると気づいて辞めるということが起きにくいですが、シャドバはプレイが簡単というイメージが伝わって競技性という面で認められることが難しくなります。
初心者の比率の方が高いということから、プレイが簡単に見えることはメリットと捉えることもできます。
PC版がある
これは意外に思われるかもしれませんが、PC版があるのは重要なことです。
世界のeスポーツでメジャーなゲームはほとんどがPCゲームです。
つまりPC版が存在することは競技指向のプレイヤーには大きいのです。
私は最初スマホアプリでプレイしていましたが、じっくりとプレイできることから今はPC版でプレイしています。
ナーフがある
ナーフとはカードの能力が強すぎるという理由でカードの能力が弱体化されることをいいます。
シャドウバースといえばナーフという方もいるかもしれませんが、ナーフがあるというのは大切なことです。
従来の紙のカードゲームではナーフをすることが難しいのです。
なぜなら紙のカードではせっかくカードを買って揃えても、弱くなって価値がないカードになってしまうからです。
紙のカードゲームでナーフを多用することは信用を失うことと同義です。
その点シャドウバ―スではナーフをすることが多くあります。
ナーフされたカードは補填があり、カードを作ることができるエーテルと呼ばれるもので補っています。
ナーフの素晴らしいところは、カードを発売せずして新しい環境で遊ぶことができる点です。
これも私の主観ですが、シャドバではナーフをすることを想定してカードを作ることでユーザーを飽きさせない仕組みを作っているように感じます。
大会が開催されている
シャドウバースには多くの大会が存在します。
World Grand Prix
年に一回開催されるシャドバの世界大会です。優勝賞金1億だけでも聞いたことがあるかもしれません。後述のRAGEで活躍した選手と厳しい予選を勝ち抜いた者だけが参加できます。優勝賞金の高さから注目度も高くメディアでも多く報じられました。
RAGE
誰でも応募可能で優勝賞金400万の大型オフライン大会です。3か月に一回開催され、多くのプレイヤーはここで勝つことを目指してシャドバをプレイしています。
地方大会 ES大会
各地で開催されるオフライン大会です。地方大会はより規模が大きく勝つことでRAGEでアドバンテージがもらえます。ES大会も勝つことでモバイルバッテリーなどの景品が貰えシャドバプレイヤー達の交流の場となっています。
JCG Open
オンライン大会です。週6開催で気軽に参加できるので自分の実力を試すのにピッタリです。大会に出てみたければまずJCGから参加するといいと思います。
初心者にもカードゲーマーにもオススメ
初心者にも優しい仕組みであると同時に、カードゲーマーなどの競技者にもしっかり大会が開かれています。カードゲームが好きであるならばシャドバを気に入ると思いますし、カードゲームはしたことがないけど挑戦してみたい方には最適です。
終わりに
この記事を読んで少しでもシャドバやってみたいと思っていただけたら嬉しいです。
シャドバをしているなら当たり前に感じるかもしれませんが、シャドバって凄いかも?と思うところもあったのではないでしょうか。
オススメしやすいゲームだと思うので友人に薦める時にでも参考にしてください。
ではまた